2007.05.28 mon | ひみつのたからばこ

まともに家に帰れたので、ねぎと床に座って晩酌してます。チーズがお互いにひじょうに好きなのでシェアしてます。だが猫にとって塩分はあまりよろしくないので控えめに。彼がなんでこんなにチーズが好きなのかというと、まだちいさいころに、良く遊んだごほうびとしてチーズを与えられていたのが原点みたい。里親になるべく電車を乗り継いで知り合いの知り合いの家にうかがったとき、そういえば彼はスライスチーズのセロハン的な包みをものすごいいきおいでかじっていたのだった。
今日はとてもよい本を読みました。いしいしんじさんの「ぶらんこ乗り」という本です。これ、たぶん人によっちゃ受け付けない人もいるんだろうなーと思う。あざといとか、裏側が見えるとか、ね、そういう感じ方する人だって居るだろうなーと。なんというか、舞台を見て、舞台っぽいしゃべりが耳障りで入り込めないとか、バンドのプロモーション・ビデオを見て演技してるメンバーに興ざめしちゃうとか、そういう感じ。
僕も基本的にはそういう穿った見方をしながら世をたしなんでいる一人なので、読み始めたときはきけんな匂いがした。けど結果的には読んでるうちに最寄り駅を飛ばしちゃうぐらい引き込まれた。小説でこんなに無心に読んだことってひさしぶりじゃないかしら。率直に言うとMOTHER2が好きならぜったい好きだと思います。つよくすすめる。ちょっとふざけて、つくりものっぽくて、ひねた形でしか伝えられないことってある。
その小説の小箱がでてくるくだりで、僕は去年あるイベントでもらった小箱のことを思い出した。そいつを一通のメールで泣かせろコンテストで見事優勝して、もらった小箱。今その中には、ふだん僕が見につけているもののうち一番大事なものをしまっている。あのとき言った自分の言葉、いまでも覚えてるなあ。それを伝えた相手がもう少しで僕の近くに住むようになる。やあやあ、いらっしゃい。待ってたよ。
明日は一日中、恵比寿。黄色い海をおよいできます。
